朗報です、zen さんは、Trimble S3 を使用していますが
S3 +PC接続 RS232Cケーブル+Parani SD1000 の、ではデータを受信できず、使用きませんでした。
(これは、S6ユーザ様からも同じ報告を、このページ内で頂いています。
S6ではロボティックキット+TCU+TSケーブル(純正)+SWT8でOK)
Trimble S3 標準付属の「73841019:TCUメモリ接続ケーブル」に
Parani SD1000U を接続する事で、Android版で使用できたととの報告です。
(例)ツーマンでTS側で測設作業をする際の手順です。
「TSで測設する」機能を使うと測設作業中はスマートフォンがあいていますので、
私は手書きメモ機能で打設した杭の種類等をメモするようにしています。
注意事項
・A-Surveyから送られてくるデータは球面距離になりますので、A-Surveyで縮尺係数、平均標高を入力しておきます。
・測設の器械高、目標高はTSで入力します。
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Trimble S3 標準付属の「73841019:TCUメモリ接続ケーブル」に
Parani SD1000U を接続。
メモリ接続ケーブルにSD1000Uを接続します。
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台座部分のCOMポートに接続します。
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A-SurveyのTS条件で「TSで測設する」にチェックします。
Ver1.8.2 の説明書、「Trimble M5,M3にて、測設機能を追加」をご覧ください。
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杭打ち条件をこのように設定します。
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TSでゼロセット後、A-Surveyの「BS」ボタンを押します。
3次元測設の場合は、TS側で器械高を入力します。
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A-Surveyで測設点を指示するとTSに角度、
距離が表示されますので、目標高を入力後旋回ボタンを
押します。
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2次元測設の場合等、バーチカル旋回をしたくない場合は一度終了ボタンを押し、
比高のチェックを外し開始ボタンを押します。
杭打設後、TSの測設画面を終了すればA-Surveyの座標登録機能も使えます。
座標登録が必要なければ、続けて画面をタップすれば次の測設データが
送られてきます。
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A-SurveyではTSの振り向き機能が使えませんので
ワンマン作業は難しいですが、ミラーをロストしにくい
現場であれば可能だと思います。
ワンマンであればTSを以下のように設定すると
作業しやすいと思います。
・トラックライト設定を「自動」にする。
→ミラーをロックしている間は点滅が早いのでロストした
時が分かる。
・自動視準設定の追尾継続時間を「3秒」にする。
→等速移動であれば3秒までのロストは再視準できる。
・サーチ設定を2箇所ともチェックをする。
→ロストした場所で指定範囲内を自動でサーチします。
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通常の現場作業であればTS内蔵ソフトで対応できますが、
複雑なことをするときにA-SurveyAdを利用すれば、とても楽に作業できると思います。
トリンブルユーザーの皆さんも是非試してみてください。
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zen 様、ご報告ありがとうございます。
Trimble S3 標準付属の「73841019:TCUメモリ接続ケーブル」に
Parani SD1000U を接続する事で、Android版で使用できたと聞き感動しました。
これで、ミラー側で測定、登録ができますね。
S3 +PC接続 RS232Cケーブル+Parani SD1000 では、データを受信でず、使用できません。
上記の組み合わせで使用できます。
Trimble S6 も同じと思います。
・Parani SD1000UをTCUメモリ接続ケーブルに挿すだけで
使用可能との事です。(ドライバーソフトのインストールなど必要ありません)
・SD1000UとTSの通信設定だけ合わせる。
・「TS条件」では、"FALDY-E,i(無線)"を選択。
ゼロセット、輪郭の設定は出来ません。TS側で行なってください。
モーター制御はできません。
(注意) 2015/12/10 の時点で、S3 +PC接続 RS232Cケーブル+Parani SD1000 では使用できません。
今後、TS側のバージョンアップにて使用可能になる事も、考えられなくはないですが・・・。
S3 +73841019:TCUメモリ接続ケーブル+Parani SD1000U が確実です。
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