オンライン投稿情報 No.5

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1、 TCRA1105+G-FORT+CF-07+P-in」 LEE さん 
 

 私の事務所では測量スタッフが2人いますので、まず私の測量スタイルの方を説明致します。
 先日購入したA−SurveyCE・A−NoteBookCEはもう一人の測量スタッフが使いますので、
 そちらは後日レポートしようと思います。

 私はもっぱら、ライカのTCRA1105PlusとG-FORT、そしてPanasonic
 CF-07をP-inカードにて無線通信させて利用しています。


 G-FORTはバッテリーをCASSIOPEIA用のLタイプを利用していますが、
 一日(実働5〜6時間)P-in無線を利用してもバッテリーは無くなりません。
 三脚へ固定するのには、ホームセンターで購入したL型ステーに
 シリアル通信ケーブルをタイラップにて固定しそれからTSケーブルを
 トータルステーションに接続、G-FORTの裏にはマジックテープを貼り
 L型ステーに固定させています。

 
 

 CF-07は、これもまたホームセンターにて購入したバッグを作業ベルトに
 ぶら下げてその中に本体を、ディスプレー側にはベルトを付け
 写真のように肩にかけながら、プリズムを持つポールマンと二人で
 移動しながら現況観測・作図を行っております。
 (結構本格的なペンコンに近づいてきました)。

 また、CF-07の本体からUSBケーブルをつなぎP-inカードを肩の
 ポケットに固定し(プラスチック定規をポケットの形に加工し
 マジックテープを使いいつでも違うところに貼り付けられるようにしました)
 いくらでも通信状態が良くなるのではとの思いでこのスタイルにしました。
 まだ、改良の余地がありますので、色々チャレンジしたい
 と思います。
 

 測定の状況ですが、PETERさんのレポートと同じく自動追尾にて
 測量する事が多くなりました。
 ただ、トータルステーションとの至近距離ではロックが外れやすいので、
 手動にてトータルステーションを操作したりしています。
 ただロックが外れてもトータルステーションの正面に行き、器械に
 もう一度ロックしてもらうか、パワーサーチを実行してロックしてもらうように
 しています。

 ただし、市街地等ではPETERさんと同じく、反射する物を捕らえてしまい
 もう一度プリズムを探すことが上手く行かない事があります。
 ただ、私も完全に使いこなしていない為、今後
 エースプロジェクト・PETERさん等にアドバイスと協力をいただきたいと
 思っております。

 しかし、見通しのいい現場では2人でほとんど器械に近づく事が無く
 現況観測できるのは感動ものでした。
 また、逆打ちの際もポールマンのすぐ横で指示を出し杭打ちができて、
 ポールマンいわく『作業時間が半分とは行かないが3分の2の時間で
 終了できたのでは』とのことです。
 
 次は、障害物の多い市街地でどう使いこなすかを皆さんと一緒に
 考えたいと思っています。
 よろしくお願いします。



 LEEさん、お待ちしておりました。
 投稿、ありがとうございます。

  先に、PETERさんと仕様を相談して
 今のソフトの使い方になっております。
 今後も皆さんからの意見を元に
 一緒に改良して行けたらと思います。

 振り向き機能は強力な機能だと自負していますので
 是非、試してください。

  私の方は、実機を知らないので
 どのような使いかってで、どのように動作して
 いるのかをイメージでのみ掴んでいますので
 皆さんからの、情報が全てです。
 こちらこそ、よろしくお願いします。


2、 P-in無線 + ソニー VGN-U50 + ソキア SET530R + GENIO e550GX  iwasaki さん 


 電子平板として使用している SONY の VGNーU50 の
 電源コネクターに接続して使用する外部バッテリーが届きました
 
  
 写真の左はTS側でPーinシステムとして使用するe550GXです
 真ん中がVGNーU50 で、上のベルトを首にかけ、下のベルトを
 腰にまいて、水平を取り、安定させます、両手が十分使用できます。

 左はバッテリーで約800グラムで、VGNーU50の内部バッテリーの
 約5倍の容量があり、両方でバックライトを最大にして12時間以上
 持ちました、現場では無線システムの利用などでも6、7時間
 連続使用できるのではと期待しています。

  

 右の写真はバッテリーをケースにいれたもので、このケースは
 ベルトにひっかけることができ、外部バッテリーを接続したまま
 現場で使用できます。

 ペーパーレスの実戦に期待できそうです。
 

 iwasaki さん、お世話になっております。
 VGNーU50は、メーカーでも電子平板として使われている
 機種なので、iwasakiさんからの情報は大変貴重です。
 良いケースが有りましたね。
 
 http://www.miyavix.co.jp/Product/pdair/vaiou50/

 これでしょうか。
 ベルトはオリジナルですね!。


3、 TCRA1105 Plus + P-in 続編  PETER さん 

 TCRA1105 Plus と Presario213 + H5450 での P-in無線システムの
 その後の評価報告です。 

 
  
  振り向き機能は、うまく動作しています。
 この為、個人的な意見ですが、杭打ちは、自動視準のみで
 充分と思います。
 測定後、さっと正しい位置を向いてくれるのは必要ですので
 杭打ちは、自動視準で使用するのが良いと思います。

   自動追尾はTSのバッテリーの消耗が激しいので、
  私は仕事のスタイルから自動視準を多用している訳です。
 今日は、自動追尾でも杭打ちと放射を試してみました。
  ミラーが外れても振り向き+パワーサーチがミラーを
 探してくれるのでポール側にいることが出来ます。

   ライカの純正360°ミニプリズムがあれば自在の
  測量が可能だと思いますが、普通のミニプリズムでも
  今回の機能追加で実用レベルに達していると思います。


  PSPのケースに入れた写真を送ります。
  使用しない時や移動時は、首から掛けファスナーを閉めます。
  アンテナは、少々斜めになりますが立てたまま収納できます。
  測量する地点に着いたら、ファスナーを開けピッと操作します。
  厚めのケースで、多少の水には耐えられそうで機器の保護には
  良いと思います。値段は、ノジマ電器で約1000円くらいでした。

 
  
  その後も、快調に動いております。
  振り向き機能のおかげで、放射・杭打ちとも自動視準の設定で
  使用しております。
 
  放射・杭打ちの切り替え時の接続エラーは、2割ほどでしょうか?
 
  電池の持ち時間から、おおむね半日程度(3時間くらい)が
  使用時間の目安だと思います。電池の交換の出来る機種で
  予備バッテリーを1つ用意すれば良いでしょう。私は、外部から
  外付けバッテリー(5V・乾電池・ニッカドなど)で充電しながらでも
  使用は可能でした。又は、バッテリー内蔵型のCF拡張パックでも
  あればと思います。


 PETERさん、お世話になっております。
 
 杭打ちは自動視準が有効との事、安心しました。
 振り向き機能は面白い機能だと思っています。
 こういう感じで動作するだろうと想像していた通りでしたね。
 
 Ver1.39にて、放射トラバースと杭打ちで自動追尾と自動視準を
 使い分けが出来るようにしました。
 使い方の応用範囲が広がったと思っています。 


4、 TCRA1105 Plus + P-in   PETER さん 

 TCRA1105 Plus と Presario213 + H5450 での P-in無線システムの
 評価報告です。
 
 
 H5450をミラー側。
 Presario213をTS側で使用します。
 
 Presario213には、外部電源を付けています。
 シリアルケーブルをTCRA1105と接続。


















 

 
 TCRA1105 Plus
  PRESARIO213(左下 補助電源MyBattery)

 H5450+CFジャケット(ゲームボーイの携帯用ケース入り・
              ネックストラップ付き)

 

 1,私の使用形態は、平面的な(2次元)TS杭打ちがメインとなり現地に既設の杭などが見つかった場合に
   プログラムを変えて、観測するという場合がほとんどです。
   TS杭打ちの際には、自動視準よりは、ロックモード(自動追尾)にて使用するのが良いと思われます。
   「自」 のボタンはPDAに表示されていなくても良いです。
   杭打ちプログラムでは、観測後直ちに測設すべき位置にTSが向きを変えてしまい、ATRの範囲を
   超えるとロックモードが外れてしまいます。
   範囲内にあればロックモードが継続します。
   外れた場合には、ミラーのほぼ正面に入り再度測定を行います。
   器械は、自動的に首を振って視準を行い
   サーチの範囲内にあればミラーをロックし測定を行いデータをPDAに返します。
   範囲外にあれば、エラーを返すのでもう一度ミラーの範囲に入り直したり、FHを操作して(高低のため見つからない時)
   首を上下に操作して測定します。
   結果、杭打ち時には器械の向いている方向をミラー側から確認(目視)出来るならばとても有効に使えて
   おります。
   現時点で、2時間ほどの継続使用が可能であります。
   数十メートル遠方からTSのコントロールが出来るのは快感であります。

 2,放射観測自動追尾(ロックモード)においては、ライカのTSの仕様で、最初は測定を一度行わなくてはな
   ら無いと思います。
   これは、BSのコマンド実行時にHVSにて測定すれば良いと思います。
   この時に「自」機能は、どうなのでしょうか。
   後視観測時0セットすることにしてありますので、距離測定後同時に 0セットがされています。
   一度、ロックしてしまえば、360°プリズムを使用しある程度の距離の範囲で観測を続けるのは
   可能であると思います。
   ミラーをロストした時はパワーサーチを使用すればミ ラーの発見は容易です。
   その後、観測の継続は可能です。
   PDAには、一回測定時のデータが表示されるのみです。
   ロック中には、計測のデータはPDAには転送されていないと思われます。
   従って、表示は、通常と変更ありません。
   問題は、パワーサーチの際、自動車のリフレクターなどを見つ けるとそれに
   ロックしてしまい、2度とミラーを探さなくなることです。
   一度ロックしても、次の対象物を見つけるように
   首を振るコマンドを追加していただければと思います。
   町中では、色々な誘惑が多いようで、いくら角度を指定しても他のものをロックする確率は
   非常に高く表面ミラーの窓ガラスをロックしてしまうこともありました。

 3,出来れば、ネクストサーチ(現在ロック中のものを解除して、他のものを次の方向にサーチする)機能があれば
   そのたびに器械に行って向きを変える必要が無くなると思います。
   又、杭打ち時にも、パワーサーチの機能があれば有難いと思います。
 
 4,器械がミラーをサーチしている時間は数秒(十秒以下)であり、PHSの特小仕様と思われる測距エラーも含め
   リトライすれば概ね良好な操作感であります。

 5,使用中の写真なども用意はしてありますが、未だ100パーセントの使いこなしでは無いためテキストにて
   中間報告を致します。
   H5450の単独のバッテリーでは2時間+アルファーほどが限度に思えるため、
   安価な予備バッテリーが購入できCF、SD、2枚差しが可能なh2210が欲しいのですがなにぶん資金が
   ・・・ということで、躊躇しております。

 6, 結論として、P-inを1セットACEさんから購入したくお願いします。
   尚、CFジャケットは、オークションにて入手することが出来ました。
   お早めに、ご手配をお願いします。
   とても良いシステムで、感謝しております。
   今後の、改善を期待しております。

 

 PETERさん、早々に評価報告ありがとうございます。
 
 TCRAでの、P-in無線システムの問い合わせが多いです。
 他の方からも、評価を頂く予定です。(気候条件により、もう少し掛かるかと思います。)

  他にも同じ機種を使用している方が居られますので
 皆さんのご意見を元に改良して行きたいと思います。
 色々とお聞きすることが多いと思います。
 何せ実機を見たことが無いので、動きを想定して機能を追加しています。
 テストも皆さんにお願いするしかないので お手数をお掛けしますが、
 よろしくお願いします。

  





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