| いつもお世話になっております。
Droggerを入手してからはプリズムピンポールの上に常に小型のRWMを乗せて、A-SurveyのGPS振り向きの機能を活用しています。
GPS振り向きの機能はワンマン観測でおおいに役立つものですが、 他にDroggerのRTKの便利な使い方として、杭打ち点までの誘導があると思います。
GNSS単体である程度の位置を出すことができますし、TSで正確に出す場合でも、 当てずっぽうな位置からTS観測で誘導するよりも、A-Surveyのプロット画面に表示されているGNSSの位置をもとに測点まで誘導した上でTS観測を始めれば、最初から2〜3cm以内の位置に測設点が来ますので、測設にかかる時間が短縮できます。
さて、上記のような使い方をしていて、境界標埋設の際、画地の方向が分かると便利だなと思いました。 というのも、境界標埋設時に、杭頭の十字線を概ね境界線(画地)方向に向けるのが慣例であるためです。
これまではメジャー等を引いて方向を確認していましたが、先日は上記のGNSS誘導で画地の方向を出してみました。 ただ、A-Surveyの画面で分かるのは、画地の線にGNSSのプロット点がおおむね乗っているかどうかの判断くらいで、直線上までの具体的な距離の数値は分かりません。 それでも、上記の方法で出した方向ととメジャーで確かめた方向にはほとんど差はありませんでした。直接メジャーが引けないような場所でも役立ちそうです。
そこで、より作業がしやすくなるように、GPS測定において「目標」ボタンで測点を選択して誘導するのと同じように、画地の線または結線までを垂直距離で誘導することはできますでしょうか。
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